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結論:あと付けで家中をスマート化できる手軽さが魅力
SwitchBot(スマートホーム機器)を約2年使ってきました。
- 既存の家電や照明スイッチを「あと付け」でスマート化できる手軽さ
- 指ロボット・ハブ・温湿度計など、組み合わせ次第で声やスマホで家中を操作
- 弱点は、本格活用にはハブ等の追加購入で出費が膨らむこと
気に入った点:賃貸でも工事不要でスマート化
最大の魅力は、既存の家電や照明スイッチをあと付けでスマート化できること。指ロボットやハブ、温湿度計などを組み合わせれば、声やスマホで家中を操作できます。
正直なデメリット・注意点
- 機能を本格的に使うにはハブmini等の追加購入が必要で、結局そろえると出費が膨らむ
- Wi-Fi環境やアプリ設定にやや慣れが必要な場面も
他機種と比較して買った理由
Nature Remoと比較。Nature Remoは赤外線リモコン集約が得意ですが、SwitchBotは物理スイッチを押す「指ロボット」やカーテン開閉など対応範囲が広く、拡張性で選びました。
この製品にしかない強み
物理ボタンを機械的に押すロボットや、自動でカーテンを開閉するデバイスなど、「賃貸でも工事不要でスマート化」できる独自ラインナップ。Matter対応も進んでいます。
2年使ってどうだった?
デバイスの電池持ちは良好で、指ロボットのモーターも健在。「朝、自動でカーテンが開く」生活に慣れると元に戻れません。少しずつ機器を増やす楽しさがあります。
まとめ
- 賃貸・工事不要で家をスマート化できる独自路線
- 指ロボット・カーテン開閉など対応範囲が広い
- ハブ等の追加出費は要計画だが、少しずつ拡張する楽しさがある
SwitchBot 製品ラインナップの全体像
ここからは、実体験を離れて中立的な立場からSwitchBotの製品ラインナップを整理します。価格はいずれもSwitchBot公式サイト(switchbot.jp)に掲載されている2026年7月時点の目安であり、セールやキャンペーンにより変動する点にご留意ください。
- ボット(Bot):既存の物理スイッチやボタンを指のようにテコで押す「指ロボット」。本体重量は約42gと軽量で、交換式のCR2リチウム電池で最大約600日動作するとされています。アプリでは単純に押す「押す」モードとオン・オフを切り替える「スイッチ」モードが選べ、後述のハブと組み合わせることでAmazon Alexa・Google Home・Apple Siriによる音声操作や、外出先からのスマホ操作にも対応します。
- ハブシリーズ(ハブ3/ハブ2/ハブミニ/ハブミニ〈Matter対応〉/AIハブ):赤外線リモコンで動く家電(エアコン・テレビ・照明など)を1台に集約し、スマホや音声で一括操作できるスマートリモコン。ハブ2は温度・湿度・照度センサーを内蔵し、ハブミニは65mm四方・約36gというコンパクトさが特徴で、無印モデルは税抜5,480円、Matter対応版は税抜5,980円が目安です。最新の上位モデルであるハブ3は目安14,980円で展開されています。
- カーテン3:カーテンレールに後付けするだけでカーテンの自動開閉を実現するデバイス。世界初とうたう「QuietDriftモード」により秒速5mm・運転音25dB以下という静音動作を実現し、対応レールはU型で最大16kg、ポールタイプで最大15kgとされています。操作方法はアプリ、手で軽く引くと反応する「Touch&Go」、音声操作、タイマー、光センサー、リモートボタン、Apple Watch、Matterの8通りが用意され、別売のソーラーパネルを取り付ければ電池切れの心配も軽減できます。
- ロックシリーズ(ロックUltra/ロックPro/ロックLite):既存の玄関ドアの鍵(サムターン)に後付けする形のスマートロック。上位モデルのロックUltraは目安22,980円で、顔認証パッドや指紋認証パッドと組み合わせたセット販売も充実しています。ロックProはキーレスエントリーや遠隔ロック、自動解錠に対応し、Amazon Alexa・Google Home・Apple HomeKitとの連携も可能です。ロックLiteはエントリーモデルで、見守りカメラ・開閉センサー・人感センサーといったセキュリティ系デバイスと連携させることで、簡易的な防犯オートメーションを組める点が特徴です。
- プラグミニ(JP):コンセントに挿し込むだけで使えるスマートプラグ。税込1,980円、Apple HomeKit対応版は税込2,480円が目安です。本体寸法は約70×39×59mm、定格電力1500W・最大15Aで、Wi-FiとBluetooth Low Energyの両方に対応するため、後述するハブがなくても単体で外出先からの操作やスケジュール実行、遅延実行が可能です。
- 温湿度計Pro/CO2センサー(温湿度計):温度・湿度を約4秒間隔で更新し、快適指数や天気予報も一括表示できるセンサー。温湿度計Proは目安3,480円で、単3電池2本で約1年動作するとされています。データはローカルに約68日分、アプリには約2年分保存でき、本体音・画面点滅・アプリ通知の3種類でアラートを出せます。CO2センサー(温湿度計)は目安7,980円です。
- 見守りカメラシリーズ:見守りカメラ(目安3,780円)、見守りカメラPlus 3MP(目安3,980円)、見守りカメラPlus 5MP(目安7,980円)、屋外カメラ3MP(目安12,980円)、屋内カメラ(目安3,780円)といったラインナップがあります。水平360度・垂直115度のパンチルト首振り、暗視用の赤外線LEDによるナイトビジョン、最大128GBのmicroSDカードへのローカル録画とクラウド保存の両対応が共通の特徴です。
- 人感センサーPro/開閉センサー/水漏れセンサー:人の存在や扉の開閉、水漏れを検知してオートメーションのきっかけにするセンサー類。人感センサーProは目安4,980円です。
なお、SwitchBotは近年、ロボット掃除機や空気清浄機、サーキュレーターといった生活家電シリーズも展開していますが、本記事では賃貸でも導入しやすい「あと付け型スマートホーム」領域の製品を中心に扱います。
主要製品の比較
代表的な製品を「価格帯」「できること」「ハブの要否」「向く人」の観点で比較しました。価格帯は2026年7月時点の公式サイト掲載価格をもとにした目安です。
| 製品 | 価格帯(目安) | できること | ハブ必要性 | 向く人 |
|---|---|---|---|---|
| ボット(Bot) | 約3,000〜4,000円台 | 既存の物理スイッチ・ボタンを自動で押す | 外出先操作・音声操作にはハブ推奨 | 給湯器や照明スイッチなど「あと付け」で自動化したい人 |
| ハブ3 | 目安14,980円 | 赤外線家電の集約操作、他デバイスの中継 | 本体がハブそのもの | エアコン・テレビなど赤外線家電を一括管理したい人 |
| ハブミニ(Matter対応) | 目安5,980円(税抜) | 赤外線家電の集約操作、Matter経由でのプラットフォーム連携 | 本体がハブそのもの | コストを抑えつつ最小構成でハブを導入したい人 |
| カーテン3 | 1台あたり1万円前後〜 | カーテンの自動開閉、光センサー連動 | 単体動作可・外出先操作にはハブ推奨 | 朝の自動開閉や遮光管理をしたい人 |
| ロックPro | 1〜2万円台(セット内容により変動) | キーレスエントリー、遠隔ロック、自動施錠 | 遠隔操作・スマートスピーカー連携にはハブ推奨 | 鍵の閉め忘れ防止や来客対応をしたい人 |
| プラグミニ(JP) | 目安1,980円(税込) | コンセント単位のオンオフ、スケジュール実行 | Wi-Fi内蔵のため単体で外出先操作可 | 照明や小型家電を手軽にスマート化したい人 |
| 見守りカメラPlus 3MP | 目安3,980円 | 室内の見守り、動体検知通知、双方向通話 | 単体でWi-Fi接続可能 | ペットや子ども、高齢の家族を見守りたい人 |
| 温湿度計Pro | 目安3,480円 | 温湿度・快適指数の常時モニタリング | 離れた場所の数値をアプリで見るにはハブ推奨 | 部屋の環境管理や熱中症対策をしたい人 |
ハブの役割と必要性
SwitchBotのボットやカーテン、ロック、各種センサーの多くは、スマホとの通信にBluetooth(Bluetooth Low Energy)を使用しています。Bluetoothは省電力で安定した近距離通信規格ですが、スマホとデバイスが直接電波の届く範囲にある必要があり、自宅の外からは操作できません。そこでハブ(ハブ2/ハブ3/ハブミニなど)を自宅のWi-Fiに接続しておくと、ハブがBluetoothデバイスとインターネットの「中継役」となり、外出先からスマホでロックの施錠状態を確認したり、カーテンを遠隔で開閉したりできるようになります。
また、ハブ自体には赤外線(IR)送信機能が内蔵されており、エアコンやテレビ、照明など赤外線リモコンで動く家電の信号を学習・送信できます。これにより、複数台のリモコンを1つのアプリに集約し、赤外線家電もスマホや音声で操作できるようになります。Amazon Alexa・Google Home・Apple HomeKit・Apple Siriといったスマートスピーカーとの音声連携も、多くの場合ハブを介したクラウド連携が前提です。公式情報によれば、SwitchBotのボット・カーテン・開閉センサー・人感センサー・ロック・ブラインドポールと、赤外線対応家電の合計6製品カテゴリーが、ハブミニを経由することでスマートホーム相互接続規格「Matter」にも対応します。一方、プラグミニ(JP)のようにWi-Fiを内蔵する製品は、ハブがなくても単体で外出先操作が可能です。導入時は「このデバイスは単体で外出先操作ができるのか、ハブが必要なのか」を製品ページで確認しておくと、後から追加購入で出費がかさむ事態を避けやすくなります。
賃貸で使うときのポイント
後付け型のSwitchBot製品は工事を伴わないものが中心ですが、取り付け方法や耐荷重、対応するレール・スイッチの形状は製品ごとに細かく異なります。設置前に公式サイトの製品ページやよくある質問で、自宅の設備が対応条件を満たしているかを確認しておくと、購入後に取り付けられないというトラブルを避けられます。
- 工事不要が前提:ボットやカーテンの取り付けは、多くの場合ネジ止めではなく付属の両面テープや専用クリップを使います。壁や窓枠に穴を開けずに設置できる製品を選べば、退去時の原状回復トラブルを避けやすくなります。
- 両面テープの粘着力と壁紙の相性:ビニールクロスなど一般的な壁紙には比較的貼りやすい一方、凹凸のある壁紙やタイル面では粘着力が落ちることがあります。設置前に貼付け面をアルコール等で脱脂し、体重をかけて数秒圧着すると剥がれ落ちを防ぎやすくなります。
- 原状回復を意識した剥がし方:両面テープは無理に引き剥がすと壁紙を傷めることがあるため、ドライヤーで軽く温めてゆっくり剥がす、糸を使ってスライドさせるなど、跡が残りにくい剥がし方を事前に調べておくと安心です。
- ドアロックは既存の鍵を挟み込むタイプが基本:SwitchBotのスマートロックは、既存のサムターン(つまみ)に外側からかぶせて取り付けるタイプが中心で、鍵穴自体を交換するわけではありません。退去時に取り外せば元の鍵の状態に戻せることが多いですが、賃貸契約上スマートロックの設置可否について管理会社や大家に事前確認しておくのが望ましいです。
- 集合住宅での通信環境:鉄筋コンクリート造の集合住宅では、壁や床がBluetoothの電波を遮断しやすい場合があります。玄関とリビングなど部屋をまたいでデバイスを使う場合は、ハブの設置位置を工夫するか、電波状況を見ながら台数を調整するのが望ましいです。
スマートホーム導入の選び方チェックポイント
- 対応規格(Matter/Alexa/Google Home/HomeKit):将来的に他社のスマートスピーカーやスマートホームプラットフォームと連携させたい場合、購入前にMatterやAlexa、Google Home、Apple HomeKitへの対応状況を確認しておくと、あとから「連携できない」という事態を避けられます。SwitchBotは公式に、ハブミニを経由してボット・カーテン・開閉センサー・人感センサー・ロック・ブラインドポールなどをMatter対応にできるとしています。
- 電池寿命:ボットは電池で最大約600日、温湿度計Proは単3電池2本で約1年が目安とされています。設置場所によって電池交換のしやすさが変わるため、頻繁に電池交換が必要になりそうな場所(高所や家具の裏など)は避けるか、交換サイクルを把握したうえで導入するのが無難です。
- 通信距離:Bluetoothは壁や家具を挟むと届きにくくなることがあるため、ハブの設置場所はデバイスからなるべく見通しの良い位置を選ぶと安定しやすくなります。
- セキュリティ:スマートロックやカメラなど防犯に直結する製品を導入する場合は、アプリのアカウントを強固なパスワードで保護し、二段階認証が利用できる場合は有効化することが望まれます。SwitchBot公式サイトでも、なりすましアカウントや非正規品・不正転売品への注意喚起が掲載されており、購入は公式サイトや正規販売店を利用することが推奨されています。
- 保証・サポート体制:故障時の保証期間やサポート窓口の有無は製品によって異なります。公式サイトのアフターサービス規約や保証規定のページを事前に確認し、正規販売店・公式サイトで購入しておくと、万一の不具合時も対応を受けやすくなります。
よくある失敗・注意点
- ハブを買わずにボットだけ導入し、外出先操作ができず後悔する:ボット単体はBluetoothでスマホと直接つながるため、自宅内では問題なく動きますが、外出先からの操作や音声操作にはハブが別途必要です。購入前に「自分がやりたい操作にハブが要るかどうか」を製品ページで確認しておくと、あとから追加購入で出費がかさむのを防げます。
- 両面テープの下地処理不足による落下:油分やホコリが残った壁面にそのまま貼り付けると、時間の経過とともに粘着力が落ちて本体が落下することがあります。取り付け前に貼付け面を清掃・脱脂し、規定の圧着時間を守ることが対策になります。
- 2.4GHz帯Wi-Fiへの接続忘れ:多くのSwitchBot製品(ハブやプラグミニなど)は2.4GHz帯のWi-Fiに対応する一方、5GHz帯には対応しない場合があります。自宅のルーターが2.4GHzと5GHzを自動で切り替える設定になっていると接続に失敗しやすいため、初期設定時は2.4GHz専用のSSIDを選ぶ、あるいはルーター側の設定を確認することが有効です。
- スマートロックの電池切れによる締め出しリスク:スマートロックは電池残量が低下すると動作が不安定になることがあります。アプリの電池残量通知をオンにしておく、予備電池を常備しておく、物理鍵も併用できる状態を保っておくといった備えがトラブル回避につながります。
- デバイスを増やしすぎてアプリの管理が煩雑になる:便利さから次々にデバイスを追加すると、シーンやオートメーションの設定が複雑化し、意図しない動作につながることがあります。デバイス名やグループを分かりやすく整理しながら拡張していくことが望まれます。
- 設置場所の温度・直射日光による誤作動:温湿度計や人感センサーを窓際など直射日光が当たる場所に置くと、実際の室温と表示にズレが生じたり、誤検知が起きたりすることがあります。設置場所は直射日光や、冷暖房の風が直接当たらない場所を選ぶことが望ましいです。
よくある質問(FAQ)
Q. SwitchBotはWi-Fiがないと使えませんか?
ボットやカーテンなどBluetoothで動作する製品は、自宅内でスマホと直接通信するだけであればWi-Fiは必須ではありません。ただし、外出先からの操作や音声アシスタント連携、赤外線家電の一括操作にはハブをWi-Fiに接続しておく必要があります。プラグミニ(JP)のようにWi-Fiを内蔵する製品は、単体でも外出先操作が可能です。
Q. 停電時や電池切れのときはどうなりますか?
ボットなど電池式デバイスは電池が切れると動作を停止します。スマートロックの場合も同様に電池残量の管理が重要で、アプリの電池残量通知をオンにしておくことが推奨されます。停電時はハブ経由のクラウド連携やインターネット経由の操作が一時的にできなくなりますが、既存の物理スイッチや鍵自体が使えなくなるわけではない点は、あと付け方式ならではの安心材料といえます。
Q. 賃貸でも安心して使えますか?
多くの製品が両面テープやクリップでの後付けを前提としており、壁や建具に穴を開ける工事は基本的に不要です。ただし、賃貸契約によっては設置に関する取り決めがある場合もあるため、特にドアまわりのスマートロックについては事前に管理会社や大家に確認しておくと安心です。
Q. 複数のSwitchBot製品を1つのハブでまとめられますか?
はい。ハブ2やハブ3、ハブミニは、赤外線家電のリモコン登録に加えて、Bluetoothで接続する複数のボットやカーテン、センサー類を1つのアプリ上でまとめて管理・操作できるように設計されています。
Q. Matter対応とは具体的に何が変わりますか?
Matterはスマートホーム機器同士の相互接続を目的とした業界横断の通信規格です。SwitchBot製品がMatterに対応すると、Apple「ホーム」アプリやGoogle Home、Amazon Alexa、Home Assistantなど異なるプラットフォームからでも同じデバイスを操作できるようになります。公式情報では、ハブミニを経由してボット・カーテン・開閉センサー・人感センサー・ロック・ブラインドポールなどがMatter対応になるとされています。
Q. 購入時に気をつけることはありますか?
SwitchBot公式サイトでは、なりすましアカウントや非正規品・不正転売品への注意喚起を行っています。価格の安さだけで判断せず、公式サイトや正規販売店・大手ECモールの公式ストアから購入することが、サポートや保証を受けるうえでも安心です。
Q. 引っ越しの際にそのまま持っていけますか?
両面テープやクリップで取り付けたボットやカーテンレールの取付け部品は、多くの場合取り外して次の住まいでも再設置できます。ただし、壁紙に貼った両面テープの跡が残る場合があるため、退去時は事前に取り外し方法を確認し、必要であれば粘着剥がし剤などを用意しておくと安心です。
Q. 一人暮らしでも導入するメリットはありますか?
照明やカーテンの自動化による生活リズムの安定化、外出先からの家電状態の確認・操作、見守りカメラによる防犯対策など、一人暮らしでも活用できる用途は多くあります。まずはプラグミニやボットなど比較的低価格な単体製品から試し、必要に応じてハブや他のデバイスを買い足していく進め方が始めやすいでしょう。
実際の口コミ・評判
ここからは筆者自身の体験だけでなく、Amazonのカスタマーレビューや価格.com、比較サイト「マイベスト」、SwitchBotを取り上げている個人のガジェットブログ、YouTubeのレビュー動画など、実際にSwitchBotシリーズについて発信されている第三者の声を複数リサーチしてまとめました。ボット・ハブ・カーテン・ロック・温湿度計など、製品ジャンルによって評価の傾向にも違いが見られます。なお、以下はあくまで各サイトで見られた意見の傾向をまとめたものであり、個々のレビュー本文をそのまま転載したものではありません。
高評価で多い意見
- 工事不要・後付けの手軽さ:配線工事や賃貸物件の原状回復を気にせず導入できる点は、比較サイトや個人ブログのレビューで共通して評価されている。「専門知識がなくてもスマホと連携するだけでよい」という声が多く、賃貸のオフィスや部屋でも導入しやすいと紹介されることが多い。
- 価格の安さ:ボット単体や温湿度計など、1台あたり数千円台から試せる価格帯であることを評価するレビューが多く、「まず1台から気軽に試せる」という感想がよく見られる。全部をまとめ買いせず、必要な場所だけ少しずつ増やしていけるという声も目立つ。
- アプリの使いやすさ:スマホアプリからワンタップで操作でき、複数のデバイスに名前を付けて管理できる点を使いやすいとする口コミが目立つ。エアコンの赤外線リモコン登録など、オートメーション機能への満足度も高い。
- エアコン連携・温湿度計との組み合わせ:温湿度計とハブを組み合わせて室温に応じてエアコンを自動でオン・オフできる使い方は、「快適になった」といった好意的な感想が複数のレビューで見つかる。大画面タイプの温湿度計は見やすさも評価されている。
- スマートロックの解錠方法の多さ:スマホ操作・指紋・暗証番号など複数の解錠手段を選べる点を便利とする声があり、「鍵を持ち歩かなくてよくなった」「荷物が多いときに助かる」といった評価も見られる。
不満・低評価で多い意見
- 両面テープの粘着力・剥がれ:スマートロックやボットの固定に使う両面テープが、夏場の直射日光でドア表面温度が上昇すると軟化し、剥がれ落ちるトラブルが個人ブログで複数報告されている。対策として、両面テープに加えてネオジム磁石で補強する、といった工夫を紹介するブログも多い。
- 電池切れのタイミング:ボットの電池寿命は2年程度とされる一方、スマートロックは製品によって半年から1年程度で交換が必要になるとの情報があり、「気づいたら電池が切れていた」という不満につながりやすい。通知機能はあるものの、複数台導入していると管理が煩雑になるという声もある。
- ハブが必要な場面が分かりにくい:外出先からの操作や音声アシスタント連携、複数デバイスの一括管理にはハブが前提になるが、購入前にその線引きが分かりにくいという指摘が個人ブログで繰り返し見られる。「ハブというネーミング自体が分かりにくい」「温湿度計と見た目が似ていて紛らわしい」という声もある。
- カーテンの動作不良:レールの形状や歪み、カーブレールとの相性によってモーターが空転し途中で止まる、といった報告が比較サイトや個人ブログに見られる。「止まりやすい」という強い不満の声も一部にある一方、問題なく使えているという口コミも多く、レール環境との相性に大きく左右される様子がうかがえる。
- 通信不安定による反応遅延:Wi-FiやBluetoothを利用する仕組み上、通信環境が不安定だと反応が遅れる、まれにフリーズして再起動が必要になるといった声もある。特に初期設定でつまずいたという体験談も散見される。
評価が分かれるポイント
口コミ全体を見ていくと、意見が真っ二つに割れているテーマもあります。
- スマートロックの安全性:「工事不要で導入できて便利」と評価する声がある一方、「勝手に開いたら不安」「メーカーへの信頼性が気になる」といった不安の声も一定数見られる。もっとも、多くの解説記事では、スマホ自体の画面ロックや生体認証を設定する、ハブ経由でルーターのセキュリティ下で使う、電池残量の通知を活用するといった基本的な対策を取ることでリスクは相応に下げられるとされており、極端に危険とする論調ばかりではない点も踏まえておきたい。
- Amazonの評価点のばらつき:製品によって星3〜星4程度に評価が集まる傾向がある一方、発売直後の新製品では評価が定まらず、一時的に低評価レビューが目立つ時期があるなど、製品・発売時期によって評価のばらつきが大きい点も特徴として挙げられる。定番化した製品ほど評価が安定する傾向があるようだ。
- カーテンレールとの相性:同じ製品でも「問題なく動く」「すぐ止まる」と評価が真逆に分かれるのは、レールの素材やカーブの有無、既存カーテンの重さなど設置環境の差が大きく影響しているためと考えられる。導入前にレールの形状を確認しておくべきだという指摘が多い。
口コミから見えてくる「向く人・向かない人」
総じて、良い口コミも悪い口コミも「あと付け・低価格で始められる手軽なスマートホーム」という製品コンセプトそのものから生じている面が大きく、過度な期待をせずスモールスタートする姿勢が満足度を左右しているように見受けられます。
これらの口コミを総合すると、賃貸住まいで工事をせずに家電やカーテン、鍵を後付けでスマート化したい人や、まず1台だけ試してみて合えば買い足していきたい人には向いている製品群だと言えそうです。価格帯が手頃なため、大きな失敗をしても損失が小さく済むのも導入しやすさにつながっています。
一方で、両面テープでの固定や電池交換といった細かなメンテナンスを面倒に感じる人、ハブの要・不要を自分で調べずに「なんとなく」導入してしまう人、スマートロックに対して電子的な鍵そのものへの心理的な抵抗が強い人にとっては、事前の下調べ不足が不満につながりやすいという傾向も見て取れます。購入前に対応環境・ハブの必要性・自宅のカーテンレールやドアの形状を確認しておくことが、口コミで語られる「後悔」を避ける近道になりそうです。
まとめ
SwitchBotは、ボットやハブ、カーテン、ロック、プラグ、温湿度計、見守りカメラといった製品を単体からでも少しずつ買い足せる、あと付け型のスマートホームシリーズです。工事不要で導入できる手軽さがある一方、外出先操作や音声連携、Matter経由でのプラットフォーム連携を活かすにはハブの存在が前提になる製品が多く、どこまでの機能を求めるかで必要な構成と総費用が変わってきます。導入する際は、対応規格・電池寿命・通信距離・セキュリティ体制といった観点を事前にチェックし、まずは自分の生活で困っているポイント(家電のリモコン集約、カーテンの自動化、鍵の閉め忘れ対策、見守りなど)に対応する製品から小さく始めてみるのが失敗の少ない進め方だといえるでしょう。将来的にMatter対応のスマートスピーカーと組み合わせたり、賃貸から引っ越した後も設置し直したりできる拡張性の高さも、あと付け型スマートホームならではの利点です。


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